粉チーズやパルメザンチーズは妊娠中に食べていい?2019年に書いた記事を7年後に書き直し

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粉チーズやパルメザンチーズは妊娠中に食べていい?2019年に書いた記事を7年後に書き直し

妊娠すると「これって食べても大丈夫なのかな?」って不安になること、たくさんありますよね><

私はナポリタンスパゲティが好きなんですが、上にたっぷり粉チーズをかけて食べるのが好きなんです。

特に好きなのが、クラフトのパルメザンチーズ!

でも妊娠中、容器の裏を見てびっくりしました。

  • 種類別:ナチュラルチーズ
  • 原産国:アメリカ

「ナチュラルチーズは食べちゃいけない」って、ネットのあちこちに書いてある。

しかも原産国はアメリカ。

「多分大丈夫…だよね?」

「気にしすぎかな…?でも後で不安になるのも嫌だな」

そう思って、私はメーカーに問い合わせました。

もくじ
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この記事は、2019年に書いた記事の書き直しです

実はこの話、2019年に一度、記事にしています。

でもその記事は、消えてしまいました^^;

サイトのお手入れをしている途中で飛んでしまったのか、自分で消したのか、正直よく覚えていません。

気づいたら、なくなっていました。

そして今回、書き直そうとして調べ直したら、7年前の自分の書き方が、ちょっと雑だったと気づきました。

だから、順番に書き直していきます。

まず、チーズについて公的機関が言っていること

まず、チーズについて公的機関が言っていること (1)

厚生労働省や食品安全委員会は、妊娠中にリステリア食中毒への注意が必要な食品として、次のようなものを挙げています

  • ナチュラルチーズ(加熱殺菌していないもの
  • 生ハム
  • スモークサーモン
  • 肉や魚のパテ

大事なのは、ナチュラルチーズがすべてダメというわけではなく、加熱殺菌されていないものに特に注意が必要ということです。

ナチュラルチーズの中には、製造工程で加熱していないものもあれば、包装後に加熱殺菌しているものもある、と食品安全委員会は説明しています。

プロセスチーズのほうは、ナチュラルチーズを粉砕して加熱し、溶かしてから成型したもの。

そしてリステリア菌は、冷蔵庫の中でも増えることがあります。

ただし、十分に加熱すれば死滅します。

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私の書き方が、雑だったところ

私の書き方が雑だったところ

2019年の記事で、私はこう書いていました。

お問い合わせが面倒だ!という方は、日本メーカーで製造されているものにしておくと安心です。

いま調べ直すと、この言い方は、大雑把すぎました。

食品安全の専門家(科学ジャーナリストの松永和紀さん)は、「妊婦は国産チーズなら食べてよい」と書いている記事やブログは間違いだ、と指摘しています。

理由は、近年、日本のチーズ工房の中に、殺菌していない生乳でチーズを作るところが出てきたから。

「輸入は危険、国産は安全」は思い込みだ、と。

一方で、大阪健康安全基盤研究所は、日本では法令でチーズの原料乳を殺菌するよう定められているため、国内製造のナチュラルチーズは安全だと考えられる、としています。

一見すると、説明が食い違っているように見えます。

ただ、一般的な国内製造品について説明しているものと、未殺菌乳を使う一部の商品まで含めて注意を呼びかけているものでは、対象にしているチーズの範囲が違うのかもしれません。

私には、一つひとつの商品の製造方法までは判断できません。

でも、ひとつだけはっきりしました。

私が間違えたのは、「日本メーカーなら」で話を終わらせたことです。

正確に言うなら、こうでした。

国産か輸入品かだけで判断せず、商品ごとの表示や、メーカーが公表している原料乳の殺菌方法、検査体制を確認する。

日本の大手メーカーの中には、「加熱殺菌した原料乳を使い、リステリア菌の検査もしている」と公式サイトで公表しているところがあります。

そうした情報は、妊娠中に食べるかどうかを考えるときの判断材料になります。

「日本メーカー」というざっくりしたくくりだと、殺菌していない生乳でチーズを作っている国内の小さな工房なども含まれます。

7年前の私は、自分が調べたことが、ほかの人の役に立てばと思って書きました。

でも「メーカーの国」で判断するのは、そもそも見る場所が違っていたんです。

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見るべきなのは、粉チーズのパッケージの裏

見るべきなのは、粉チーズのパッケージの裏 (1)

専門家やメーカー、公的機関の説明に共通しているのは、商品ごとの表示や製造方法を確認することです。

まず確認したいのは、パッケージの2か所

「種類別」の欄ナチュラルチーズか、プロセスチーズか
「要加熱」の表示「加熱してお召し上がりください」と書いてあるか

「要加熱」「加熱用」などと書いてあったら、必ず加熱して食べます。

書いていなければ、少なくとも加熱調理を前提とした商品ではありません。

ただし、種類別が「ナチュラルチーズ」の場合は、要加熱の表示がないだけで、妊娠中も必ずそのまま食べられるとまでは断定できません。

メーカーの公式サイトで、原料乳の加熱殺菌やリステリア菌についての案内も確認します。

そして、「要加熱」と書いてある商品を、パスタやカレーの余熱だけで温めるのはNG。

雪印メグミルクのQ&Aには、次のように書かれていました。

スパゲティやカレーのトッピングなど、余熱による加熱はおすすめできません。

引用:https://www.meg-snow.com/customer/faq/cheese.html

熱々の食べ物にかけて食べる、は加熱にはならない!

今後のためにもよく覚えておこうと思います。

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チーズメーカー3社は、公式サイトに答えを載せている

これ、7年前の私は知りませんでした。

わざわざメールしなくても、公式サイトに書いてあったんです^^;

(私が調べたときは書いてなかった気がするから、もしかしたら時を経て追加されたのかもしれない。)

森永乳業(クラフト パルメザンチーズ)

公式FAQに、妊娠中のチーズとリステリア菌についての回答があります。

要点をまとめると、リステリア菌は原料乳の加熱殺菌で死滅すること。

同社で製造するナチュラルチーズは法令に基づいた条件で殺菌した原料乳を使っていて、出荷前の検査も行っていること。

ただし「要加熱」表示のある商品は必ず加熱してほしいこと。

森永乳業 お客さま相談室「妊娠中にチーズを食べて大丈夫ですか」

なお、クラフト パルメザンチーズは米国産のナチュラルパルメザンチーズを100%使用した商品です(森永乳業の商品ページに記載があります)。

上のFAQは「当社で製造するナチュラルチーズ」についての説明なので、米国産のこの商品にそのまま当てはまるかどうか、私にははっきり言えません。

公開情報だけでは分からない場合は、メーカーに直接問い合わせてみるのも一つの方法です。

雪印メグミルク

同社のナチュラルチーズは、法令に基づく殺菌条件で原料乳を殺菌し、リステリアの検査も定期的に実施しているので、妊娠中でも安心して食べられるとしています。

ただし、パッケージに「加熱用」と書かれたシュレッドタイプの商品は、必ず加熱してから食べるようにと明記されています。

そして重要なのが、スパゲティやカレーのトッピングなど、余熱による加熱はおすすめできないとはっきり書かれています。

リステリアが死滅する加熱条件は、65℃で数分以上、または同等以上(たとえば75℃で15秒)。

雪印メグミルク お客様センター

明治

「加熱してお召し上がりください」の表示がないチーズは、製造工程で加熱殺菌するか、検査でリステリア菌がないことを確認しているので、そのままでも問題ないとしています。

逆に、その表示がある商品は必ず加熱を、とのこと。

明治 Q&A「妊娠中のチーズの喫食について」

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私がメーカーに問い合わせて、それでも食べなかった話

私がメーカーに問い合わせて、それでも食べなかった話 (1)

妊娠中、オイシックスでポーリーのクリームチーズを買おうとしたことがあります。

外国産だったので、やっぱり不安になって、問い合わせました。

丁寧なお返事をいただきました。

内容は転載することが禁止されている可能性があるので、ここには書けません>_<(いじわるしたいわけではなく)

メーカーは、商品や製造工程について、確認できる範囲で回答してくれました。

ただし、一人ひとりの体調や妊娠経過、商品の保管状況まで含めて、「絶対に大丈夫」と保証することはできません。

私は回答を読んだあとも、少し心配が残りました。

そのため、その時は食べないと決めました。

少しでも心配が残るくらいなら、食べないほうが自分は安心できると思ったから。

今でも、その決断でよかったと思っています^^

企業から回答をもらっても、最終的に食べるか食べないかを決めるのは自分です。

自分が納得できる選択をしたほうがよいと思います!

公開情報で分からなければ、メーカーに問い合わせる

公開情報で分からなければ、メーカーに問い合わせる (1)

企業に問い合わせると、多くの場合「返答メールの転載はご遠慮ください」と書かれています。

だから私は、いただいた回答をブログに書けません。

でも、あなたが自分で問い合わせて、自分が判断するために読むぶんには、何の問題もありません。

メーカーに問い合わせれば、商品の原料や製造工程、加熱殺菌の有無など、公開ページだけでは分からない情報を教えてもらえることがあります。

私のときは、メールを送った次の日に返事が来ました。

自分で確認した回答は、食べるかどうかを考えるための判断材料として残ります^^

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もう粉チーズを食べてしまった、というあなたへ

もう粉チーズを食べてしまった、というあなたへ (1)

この記事を「粉チーズ 妊娠中 食べてしまった」で検索して読んでいる人もいるかもしれません。

いま、すごく不安ですよね。

私は医療者ではないので、「大丈夫ですよ」とは言えません。

言えるのは、これだけです。

  • 厚生労働省によると、食品によるリステリア症は年間100万人あたり0.1〜10人と、まれ
  • ただし、まれだから安心、という話ではない
  • 症状がなくても、不安で眠れないほど心配なときは、健診まで一人で抱え込まず、主治医や産科に相談

夜中にスマホで検索し続けるより、そのほうが、ずっと早く楽になれます。

私も、スマホで検索魔になって、ずっとずっと調べまくってしまう日を過ごしたことがあるので、その気持ちはすごく分かります。

まとめ

2019年、私は「クラフトのパルメザンチーズは妊娠中に食べてもOK」と書きました。

問い合わせて、確認して、良かれと思って書きました。

でもいま思うと、あそこまで断言しなくてよかったなと思います。

7年で、商品は変わるし、パッケージも変わります。

私が確認したときの答えが、今日も同じとは限りません。

だから今回は、以下のように書きます。

  • 国産か輸入品かだけで判断せず、パッケージの表示を確認する
  • 「要加熱」「加熱用」と書いてあったら、必ず加熱する
  • 要加熱の商品は、ナポリタンやカレーにかけるだけの余熱では不十分
  • ナチュラルチーズの場合は、メーカーの公式FAQや製造方法も確認する
  • 公開情報だけで分からなければ、メーカーに問い合わせる
  • 不安が強く残るなら、無理に食べないという選択もある

出産したら、ナポリタンに好きなだけ粉チーズをかけられます!

私は、出産後にパスタにパルメザンチーズをたくさんかけました^^

あわせて読みたい

サブウェイのチーズやローストビーフについても、同じように調べ直しました。

この記事についてのおことわり

  • 2026年7月時点の情報です。 商品の原材料・表示・製造方法は変更されることがあります。必ずお手元の商品のパッケージと、メーカーの最新情報をご確認ください。
  • 私は医療者ではありません。 この記事は、私が妊娠中に何を調べ、何を選んだかという個人の記録です。おすすめでも、推奨でもありません。
  • 各メーカーが、妊娠中の喫食について個別に保証しているわけではありません。 引用は各社の公開ページからのもので、私自身の解釈を含みます。
  • 最終的な判断は、必ず主治医にご相談ください。
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この記事を書いた人

生活している中での疑問をまとめています。
将来の夢は、地元に帰って平屋でのんびり暮らすこと。

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